サニタリー基準の極限に挑戦する

SILVERSON のウルトラサニタリー インラインミキサーがサニタリー基準の新しい指標となります。

消費者にとって製品の安全性は世界中どこにおい ても最も高い関心事です。常に消費物資の安全性についてのニュースが駆け巡っています。例えば、練り歯磨きの毒性、汚染されたピーナツバター、危険なおもちゃなどが消費者の関心を呼ぶ中、多くの製造メーカーは製造物のより高い安全性を目指す方向にありますが、その最初のステップが生産ラインの 機器のより高いレベルでのサニタリー性を追求することにあります。

SILVERSON の新しいウルトラ サニタリー　インラインミキサーは現在の 市場で最も高度なサニタリー性を発揮するものです。アメリカにおいて はミキサーが食品製造に使われ時には 3-A の基準に合致しなければなりませんが、SILVERSON のウルトラ仕様はその規格をクリアするだけでなく、それ以上の基準で製造されており、世界で最も厳しいと云われる EHEDG の規格にも合格しているのです。今では EHEDG が国際的なサニタリー基準の指標となっており、機器を洗浄した後に残留するバクテリアによる汚染度の許容基準に関するパラメーターの指標となっているのです。SILVERSON は現在の所これら両方の規格をクリアできるミキサーのメーカーとして世界で唯一の会社なのです。

消費者は以前にも増して食品の安全性についての関心を持ち、特に海外から輸入される食品に対して厳しい目を向けるようになっています。 SILVERSON 社の代表者である、ハロルド・ロスマンは云います。 “今や食品だけでなく医薬品の製造においても製造メーカーはより高度なサニタリー性を追求するようになって来ているし、その他の消費者向け製品についても同じことが云えます。　つい最近まで多くのメーカーは週末の工場停止時に機器を分解して洗浄したり、スチームの噴射で洗浄したりしていたものですが、今ではより多くの製造者が、CIPやSIP洗浄による、より頻繁な洗浄を指向するようになっているのです。“

ウルトラ・サニタリーミキサーが構想され開発されてきたのにはこうした市場における実情が反映されており、現在世界が求める最も高いレベルの基準を満たすものとなっているのです。

ロスマンは云います。“3-Aが求めるのは装置をどのように製作したら良いのかの基準であって、サニタリー性の状態についてのものではありません。反対に EHEDG が求めるのは、そのデザインではなく、あくまでそれが達成できるサニタリー性の レベルについてなのです。この規格を満たすためには、装置が洗浄された後、１ｍ の長さのパイプ内部と同等のクリーン度を達成しなければなりません。すなわち、洗浄後にパイプの中からカウントされたバクテリアの数を、装置の中で数えられたバクテリアの個数が超えれば、この基準をクリアできないのです。　SILVERSON はウルトラ・サニタリー　ミキサーがこの両方の基準をクリアするという事を保証できる唯一のメーカーなのです。

過去 70 年以上にわたって、SILVERSON は世界中の有力企業が 抱える撹拌に関する課題を解決するお手伝いをし、その中でウルトラ・サニタリー ミキサーが生まれて来ました。このミキサーは勿論その高度なサニタリー性だけでなく、標準モデルと同じく幅広い用途に使えるようにシングル、マルチのステーターが用意され、適時それらを入れ替えることで多くのプロセスに適応できるのです。またシャフトシールも ウルトラ‥サニタリー基準になっているのですが、シングルとダブルメカニカルシールを現場で容易に交換出来るようにもなっているのです。