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大型粉砕/溶解 システム

大型粉砕/溶解 システム

大型粉砕/溶解 システム

もし、そんなことが無理だとお考えでしたら是非一度シルバーソン社のシステム2500の能力を間近に見てご確認ください。

差し渡し1m もあるような、ベール状のポリマーが、瞬く間に細かく粉砕され、液中に溶解されるのをご覧になって、きっと驚かれることでしょう。

システム 2500 のためにカスタムデザインされたタンクの底にはボトムエントリー ミキサーが取り付けられています。液面に投入されたポリマー塊は、たとえかなりの浮力で液面に浮いていても、ミキサーの強力な吸引力で底に引き込まれと同時に細かく破砕され液中に分散して行きます。タンクには溶液を循環させながら、より細粒化や溶解を促進させるもう一台のインラインミキサーが配置されており、ボトムエントリーミキサーが稼働を始めてからしばらくの後最初の大きな塊が小さく破砕された時点で動き出し、溶媒とポリマーの完全な溶解液を短時間の内に作り上げることができます。


特徴

システム2500 は特別にデザインされたタンク、その底面に位置する底面式ミキサー、そしてインライン式ミキサーからなる複合システムです。

第1段階

タンクに溶液を満たします。そして予備粉砕を施していない固形物をそのまま投入します。底面式ミキサーのローターの高速回転によって生まれる遠心力 の働きによって固体は底方向に引き込まれ、回転するローターに接触することによって粗く裁断されていきます。一旦ワークヘッド内に引き込まれた材料と溶液 は、ステーターの窓穴を通過しヘッドの外に振り出されていきます。

第2段階

はじめのうち塊はローターの高速回転によって角が削られていきますが、ステーターの窓穴を通過する程に細粒化された後はステーターの窓穴を通過する 際の機械的せん断作用と流体せん断作用によって、さらに細粒化が進みます。材料はワークヘッドから水平方向に外に振り出され、タンクの側壁を上方に向かっ て流れます。そして液面の中心付近で渦状にタンク底のワークヘッドに向かって再び引き込まれていきます。この循環を固形分が小さなサイズになるまでおこな います。

第3段階

固形分が指の先ほどの小さなサイズまで分解された後、ポンプ機能を兼ね備えたシルバーソンインライン式ミキサーを稼動させます。溶液はタンク底の配 管出口からインライン式ミキサーへと引き込まれていきます。インライン式ミキサーのローター/ステーター式ワークヘッドによって固形分はさらに細粒化・分 散され、メインタンクへと還流していきます。


製品ビデオ

シルバーソン、ディスインテグレーター2500
シルバーソンD2500の作動原理

オプション

技術情報

処理能力
1000L から10トンまで
構成機器
D2500 を構成する機器
  • SILVERSONのボトムエントリー ミキサーがタンク内の液に強力な渦巻き流を形成し、投入された粉体や 固形物をいち早く分散させます。
  • 循環ラインに設けられたインラインミキサーがボトムエントリ ミキサーで細かくされた粉粒体をより細かくすると同時に液に完全に熔解させます。
  • D2500の本体は綿密に設計されたタンクと循環回路を形成するパイプや バルブで構成されミキサーの能力を最大限引き出します。
典型的な採用例
  • ゴムやポリマーをオイルや溶剤に完全に熔解させる必要のある、潤滑油や接着剤またアスファルト製造など
  • クズ飴のリサイクル
  • クズゴムの再利用
  • 液に浮遊して分散が難しいような粉体を大量にしかも短時間で均質分散させる
  • フィルターケーキの再分散
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お問い合わせ 06-6170-5771